忖度なしの本気レビュー!奇跡の歯ブラシはほんとに普通の歯ブラシより汚れが落ちやすいの?

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今巷で話題の「奇跡の歯ブラシ」。
累計販売本数は800万本を突破し、Amazonの新着ランキング(大人用歯ブラシ関連カテゴリー)で1位を取りました。

一方、一本620円(税込)(2024/9/23時点)と強気の値段設定で、なかなか手を出しづらいのも事実。
普通の歯ブラシと何が違うの?」「ほんとによく磨けるの?」というのが正直なところ。

今回は、実際に奇跡の歯ブラシを使ったレビューを、忖度なしでお伝えしていきます。

奇跡の歯ブラシの良い点

やわらかいから歯茎に優しい

奇跡の歯ブラシのやわらかさは1種類のみで、一般的な歯ブラシの「ふつう」ほどの硬さといわれています。
自分が使った感覚としてはかなり柔らかく、「ふつう」よりも「やわらかめ」に近いと感じました。

この柔らかさが歯茎に優しく、口腔内を傷つけずに磨くことができます。

細いから奥まで届く

左:一般的な歯ブラシ 右:奇跡の歯ブラシ

上の画像を見てもらったらわかる通り、奇跡の歯ブラシは毛束が3列しかないため、一般的な歯ブラシよりも細いです。

そのため、歯の奥までブラシが届き、奥歯もスムーズに磨くことができます

ヘッドが大きい歯ブラシだとどうしても奥が磨きにくいので、そうしたお悩みのある方は、ヘッドが小さい歯ブラシをおすすめします。

歯の裏も磨きやすい

歯の溝を磨きやすいといわれているこの歯ブラシ。
実は、歯の裏側も磨きやすい構造になっているんです。

かみ合わせ部分や歯の表側に比べて、歯の裏側って磨きづらいですよね。
自分は歯ブラシの先を歯の裏側にあてて、掻き出すように磨いていますが(上のイメージのような感じ)、そのやり方だと歯茎を傷つけることもあって、自分は何回か血が出たこともあります。

ですが、奇跡の歯ブラシは真ん中が山のような形になっているので、歯の裏側にちょうどフィットさせることができます。
また、ブラシ部分がやわらかいので歯茎を傷つける心配もありません。

つまり、歯の裏側を磨くのにちょうどいい形をしているんです!

他の歯ブラシにはない特徴だと思っているので、歯の裏側が磨きづらいと思っている方は一度試してみてもいいかもしれません。

奇跡の歯ブラシの今一つな点

柔らかすぎて磨き心地が△

奇跡の歯ブラシの特徴の一つでもある”やわらかさ”ですが、磨いている実感があまり得られないというデメリットもあるようです。

適切な強さで磨けば汚れはきちんと取れるのですが、磨いている途中で「これほんとに磨けてるの?」と不安になるぐらい歯とブラシの接触が弱い、よくいえば優しいです。

そのため、ゴシゴシ磨きたい方、歯磨き後に口にさっぱり感が欲しい方には向いていないかもしれません。

ちなみに、広告で使われているなぞるだけで汚れが落ちる映像は、あくまで従来の歯ブラシとの比較で使用されているので、実際に使うときになぞるだけで汚れが落ちることはほぼないです。
きちんとした磨き方ができて初めて歯ブラシの良さが出ると思うので、まずは磨く力が強すぎないか、きちんと時間をかけて磨けているかチェックしてみてください。

値段が高め

普段200円前後の歯ブラシを使う人にとって、一本620円の歯ブラシというのはちょっと贅沢品って感じがしますよね。

定期購入をすれば一本当たりの値段を下げられますが、それでも少し割高な印象です。
さらに、ブラシ部分がやわらかいので、”もち”もあまりよくないという印象です。
うまく使えば一か月ほど持ちますが、使用状況によっては2週間ほどでブラシ部分が開いてしまうこともあります。

とはいえ、ダブル植毛、テーパー加工など値段相応の技術は詰め込まれています。

ほかの歯ブラシにはない独自の形状も持っているので、将来のために歯を健康的に保っていたい、いつもより少しいい歯ブラシを使ってみたいという方はまずは一本試してみてもいいかもしれません。

ただし一つ前でも言ったように、健康的な歯を保つためには歯ブラシと同じくらい磨き方も重要になってきます。奇跡の歯ブラシといわれているからと言って過度の期待はしすぎないように注意してください。

結論:歯ブラシは自分に合ったものを

奇跡の歯ブラシはいい点も多く持っていますが、やはり金銭面がネックですよね。

自分の経済状況、普段の歯磨きの満足度によってその人に合った歯ブラシは変わってきます。

迷っている人は、実際に使ってみないとわからないこともあると思うので、ぜひ一度試してみて、そのあとで普段の歯ブラシに戻すか、続けて使ってみるか決めてみてもいいかもしれません。

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